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昨年、ぬる燗専用酒の魅力に取り付かれ、その酒を人に勧めながら、やはり飲み切るまで美味しい４０℃に保つには燗容器が必須と、勝手知ったこの容器を買い続けて人に送ったりして、はや５本になりました。 前のレビューは長かったので、気の短い人用に簡便に書きました。 この容器は内容器と外容器に分かれます。 内容器にはお酒を300ml。 外容器にはお湯を500ml。 多くても少なくてもちょっと不都合があります。 ぬる燗は40℃、熱燗は50℃、超燗は60℃です。 刺身には最も芳醇な香りのする40℃がお勧めです。 加えるお湯の温度は、 湯温＝燗温度×２−酒と容器の初期温＋２ です。 これで１０分後に希望の温度になります。 この容器は丸ごと冷蔵庫のポケットに入ります。夏は酒と水を入れて一晩寝かして冷やし、飲む前に外容器に氷を加え１０分待ちます。これで吟醸酒も大丈夫です。この場合の水量は氷の分を差し引いてね。 でもこれは私の経験なので、皆さんも酒に合わせて試してみて下さい。 (結局、長かったな。)